2019年6月8日3 分

964turbo 気を取り直してR9オリジナルタービンシェイクダウン!の前に、トラブル!→無事快適走行!またも現地で直しちゃう。

最終更新: 2020年8月1日

964ターボ ロン兄号
 
R9オリジナルタービンシェイクダウン編2

ウォームアップレギュレターを930ターボのものから、964ターボのものに交換!
 
これで燃調バッチリ?!

と、期待したのですが、、、

なぜかエンジンがかからなくなってしまったロン兄ターボ。

1つ1つ確認です。

★フューエルポンプにガソリンは来ているか?

セルを回した時にポンプが作動しているかどうか音を聞き分け、きちんと、ジーーーという動いているモーター音を確認。
 
フロントとリア共にきちんと動いています。

★ウォームアップレギュレターにガソリンはきているか?

バンジョウボルトを緩めると、きちんとガソリンが吹くので、ウォームアップレギュレターにもガソリンが来ています。

★フューエルデスビの横についている、フィリケンシーバルブも動いています。(手で触って確認)

★フューエルデスビにガソリンはきているか?

フューエルデスビのバンジョウボルトを緩めると、普通ガソリンがゴボゴボ吹くのですが、1滴も吹きません。
 
ちなみにガソリンは満タンの状態です。

原因の一つとして考えられることは、

エンジンシステム内のガソリンが、ガソリンタンクにリターンするのを防ぐ装置として、フューエルアキュームレーターがついています。
 
それがなんらかの形でガソリンタンクにリターンしてしまったのではないでしょうか?

症状としては、一種のパーコレーションのような感じかな?と思いました。

KEジェトロの燃調調整をする調整ヘックスボルトを一周ずつ緩めたり、強めたりするたびにセルを回し、繰り返していると、ようやく、エンジンがかぶりながらかかりました(^^)

一応、フューエルポンプのリレーも取り替えました。

元々、930ターボのウォームアップレギュレターが付いていた為、それに対しての調整がされていて、964ターボのウォームアップレギュレターを入れるとかかりが悪かったのではないか?と推測します。

エンジンがかかり、エンジンを適正な温度まで温めてから燃調調整をし、ようやく安定するようになりました。

★冷えている時に調整しても意味がありません。


 
アイドリングや空ぶかしだけでなく、きちんと負荷をかけて走行をしながら合わせないと、きちんとした燃調の数値は出ません。

この車両にはPLX社製のAF計がついているので、その数値を見ながら最終セッティングをし、ようやく安定しました!

昼からの走行枠、オーナー様の運転で、FSWを全開走行です。
 
R9オリジナルタービンのシェイクダウンも兼ねての走行。


 
中〜高速が以前のタービンとは比べものにならないほど、ガッツリ回ります!!

ダンロップから最終コーナーにかけての登りのセクションは、低速から中速域にかけてのピックアップも申し分なしだそうです♪

フルブレード(オーバーサイズ)の特性ですね♪

FSWストレートエンドでの4速全開で225〜230キロまでスッキリ回ります♪そこから5速で更に加速(^^)

今のままでもオーナー様はご満悦ですが、実は、まだ本来のパワーが出ていないんです。
 
今回、フューエルデスビの性能が少し落ちていることが発覚したので、近々OH点検済みのフューエルデスビに交換予定です♪


 
良くなっていきますよー(^^)