2020年8月14日3 分

夏によく起きる症状。点検してみてください!

空冷ポルシェの
 
ちょっと小話。

最近、暑い日が続いていますね。


 
冬にはならない、ガソリンのパーコレーションの話をよく耳にします。

根本的な原因を追求するのであれば、
 
フェールアキュームレーターの原因があるので、アキュームレーターを交換すると、エンジン切った後ガソリンが逆戻りするのを防げます。

ウォームアップレギュレータの燃圧の低下が見られるなら、アキュームレーターを交換すべきで、アキュームレーター交換してもダメだったら、ウォームアップレギュレータを疑うべきですね!

更に言うと、ガソリンキャップを開けた瞬間、すごい圧力がかかっているのであれば、プシュッと言います。


 
あなたの愛車は大丈夫ですか?


 
当てはまる場合は、エンジンのかかりが相当悪いはずです。

その原因は、キャニスターが詰まっている恐れがあります。

キャニスターもフィルターの一部なので、交換あるいは掃除してあげましょう。

もっと緻密にいうならば、エンジンルームの右側奥に太いブローバイホースが2本見えます。
 
それのすぐ横に親指くらいの太さのブローバイが見えます。
 
そこにワンウェイバルブが付いているので、それが不具合を起こすとエンジンがかからなくなったり、エンジンの不調に繋がる1つです。

今現在まだ、ディーラーに在庫があり、安いものなので交換してあげましょう。
 
逆に取り付けないよう注意です!

964ターボは、新車発売から20年以上になりますよね。


 
ウエストゲートの点検も怠らないよう、特にウエストゲードバルブのガイドの事ですが、大概の車はガタが出ており危険な状態の車両を多々見てきました。


 
そこでR9では、ガイドを打ち変えるのですが、リン青銅に打ち替えます。
 
何をどうやっても、ガタが出ることは未だに無いです!

悪質なお店では、ウエストゲートのOHと言いつつ、ブーツの交換、あとは中身の掃除する程度で済ます店もあるので要注意です!


 
車両の年数が古くなればなるほど、ノーマルコンディションを保つなら、妥協せずに完璧な作業をするのが一番です。

チューニングは、人の好みにもよりますが、ノーマルエンジンが一番強いです。
 
そのノーマルエンジンに対して、スタッドボルトやエンジンバランス取り、重量合わせ、そういったものをやるだけで、本来のスペック+αの馬力が出るでしょう。
 
かつ、耐久性もあります。

決して変なチューニングはしないように!!

当店の964ターボは、全て新品の純正部品を使い、先ほどのバランス取りなどをし、強化部品を少し加え、KEジェトロシステムのまま、OHして25万キロ。

エンジンの馬力は395馬力くらいですが、未だに元気にFSWをぶっ飛ばしています。

エアコンも寒いくらいききます!

お困りの方は是非、ご相談にいらしてくださいね(^.^)