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オイルキャッチタンク取り付け

更新日:2022年5月17日

ほぼ全車種に繋がる話


オイルキャッチタンク取り付け

ブローバイガスはエンジンには決して良くないものです。

まず、仕組みから言うと、、、

エンジンは密閉されていて、中で燃料を燃やしたりしているわけです。

そこで燃やされていらなくなったガスは、本当は捨てたいですよね。 外に捨てる、、つまり、大気開放するのが車にとっては理想なのですが、そこは環境汚染に繋がるので望ましくありません。

なので、セパレーターを通じて、汚れたガスはタービンのインテイクパイプでリターンし、エンジンに戻ります。

ただ、100%汚れたガスのままではなく、エアクリーナーから綺麗な空気を取り入れて、汚れを薄めて戻しています。 その時に、ブローバイガスだけでなく、汚れたエンジンオイルも蒸気と一緒に混じっています。 色で例えると、カフェオレのような色ですね^_^ そのようなものが一緒に潤滑しているのは嫌ですよね。

かといって、環境汚染も出来ないので、、、 せめて、オイルだけでも取り除こう。


と、いうことで、途中にオイルキャッチタンクを取り付け、汚れたガスに混じっているオイルを取り除きます。


それにより、エンジンの内圧を少しでも下げ、エンジンのレスポンスやブースト圧の安定を狙いたいところです。


特に露呈するのは真夏のサーキット。 エンジンがたれてるな、と感じませんか? 内圧が上がり、エンジンが重たくなっているんです。

内圧が上がり過ぎると、エンジンの油圧低下にも繋がります。

エンジンオイルも汚れるのも早いです。


ちなみに、、、

セパレーターの弁の不具合で、マフラーから白煙が出たりするのは、997ターボでたまに見られる症状です。

997ターボのセパレーターは新品で買っても1万5千円前後だったと思います。(国内在庫は沢山あります♪)←つまりよく出る部品ということ?!

エンジンをかけた瞬間や、ふとした時にフワッと白煙が出るのが初期症状です。 そうなっている方は交換してみてはいかがでしょうか? きっと、良くなると思います^ - ^ ついている場所は厄介ですが、、、笑


画像はMiTo取り付け例です。


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