ほぼ全車種に繋がる話
オイルキャッチタンク取り付け
ブローバイガスはエンジンには決して良くないものです。
まず、仕組みから言うと、、、
エンジンは密閉されていて、中で燃料を燃やしたりしているわけです。
そこで燃やされていらなくなったガスは、本当は捨てたいですよね。 外に捨てる、、つまり、大気開放するのが車にとっては理想なのですが、そこは環境汚染に繋がるので望ましくありません。
なので、セパレーターを通じて、汚れたガスはタービンのインテイクパイプでリターンし、エンジンに戻ります。
ただ、100%汚れたガスのままではなく、エアクリーナーから綺麗な空気を取り入れて、汚れを薄めて戻しています。 その時に、ブローバイガスだけでなく、汚れたエンジンオイルも蒸気と一緒に混じっています。 色で例えると、カフェオレのような色ですね^_^ そのようなものが一緒に潤滑しているのは嫌ですよね。
かといって、環境汚染も出来ないので、、、 せめて、オイルだけでも取り除こう。
と、いうことで、途中にオイルキャッチタンクを取り付け、汚れたガスに混じっているオイルを取り除きます。
それにより、エンジンの内圧を少しでも下げ、エンジンのレスポンスやブースト圧の安定を狙いたいところです。
特に露呈するのは真夏のサーキット。 エンジンがたれてるな、と感じませんか? 内圧が上がり、エンジンが重たくなっているんです。
内圧が上がり過ぎると、エンジンの油圧低下にも繋がります。
エンジンオイルも汚れるのも早いです。
ちなみに、、、
セパレーターの弁の不具合で、マフラーから白煙が出たりするのは、997ターボでたまに見られる症状です。
997ターボのセパレーターは新品で買っても1万5千円前後だったと思います。(国内在庫は沢山あります♪)←つまりよく出る部品ということ?!
エンジンをかけた瞬間や、ふとした時にフワッと白煙が出るのが初期症状です。 そうなっている方は交換してみてはいかがでしょうか? きっと、良くなると思います^ - ^ ついている場所は厄介ですが、、、笑
画像はMiTo取り付け例です。
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