964ターボ 再びエンジン不動
前回、ガソリン漏れとフューエル系のトラブルでエンジンがかからなかった964ターボ。
トラブルを改善し、テスト走行でも調子良い♪
しかし・・・
オーナーさんの元へ帰り、走行2回目程で、アイドリング中にエンジンが・・・止まってしまいました。
その知らせを受け、出張修理GO!
先日まで調子が良かったので、ちょっとしたことや、ガスの濃淡かなぁ?と、軽く考えていましたが甘かった・・・
まずは、再度フューエル系の点検です。ここは、以前直したばかりですし、やはり何も問題はありませんでした。
今回問題が起きたのは、1番嫌な【電気系】です。
まず、どこまで電気が飛んでいるかの確認。
プラグのセンターコードに火が飛んでいませんでした。
そこで、クランク角センサーを疑い、点検してみると、なんとビニールテープで巻き巻きされています!!
嫌な予感がしましたが、慎重にテープを剥がしていくと、なんとも言えないクランク角センサーが登場しました。
現在クランク角センサーは、964ターボ用のパーツは既に廃番になっています。 ディーラーでも、996用のパーツを加工して使用しているんですよ!
と、いうことで、加工して装着!
また、イグニッションコイルに電気を供給するところに付いている、53番リレーも交換しました!
さて、どうなったか・・・
・・・
エンジンかからず!!!!
しかし、センターコードには火が飛ぶようになりました。 少し改善!
ただ、1〜6番には火が飛びません。
この症状、ディーラーのメカ仲間や、空冷ポルシェショップのメカ仲間の何人に聞いても初の症状で意味不明・・・
しかし、色々考え、次の作業へ!!
直すまで頑張りますよ!
②へつづく。 果たして直ったのか!?