top of page

JAGUAR XJ V6 3L エンジンの痙攣/加速しない!

更新日:2022年5月17日

ジャガー V6 3L

昼過ぎにドナドナされて来たジャガーです。



症状は、 ・エンジンの痙攣 ・加速しない です。

まずはインマニを外し、イグニッションコイルを点検。

1本ダメになっていました。

本来なら、6本全て交換がセオリーですが、予算の関係もあり、とりあえず、ダメになっている1本を交換しました。



納車して半年経つか経たないかの車ですが、画像の通り、イグニッションコイルを抜いてみると、

ホールリングの破損が見られ、 リーク防止のシリコングリスの塗り過ぎにより、砂と水が混合し、ヘドロ状態でした。(あまりにも放置し過ぎて時間が経った為)


破損部分は、出来る限り破片を取り、掃除しました。 イグニッションコイル自体も、1本ずつ掃除しました。

これで、エンジンの痙攣はおさまりました。アイドリングも正常です。

次は、加速しない問題です。

これは、加速ユニットセンサーの配線が右バンク、左バンク共に抜けていたり、リークしていたりと大変な事になっていました。

切れている配線は、エンジンの数十本あるメインハーネスの配線の束から出て来ていました。 ディーラーだと、ハーネス毎交換になる可能性が高いです。 ハーネスごと交換となると、配線の行き先を突き止める作業から入るので、完全に配線の引き直しとなると、かなりの金額になります。 また、カプラーのみの入手は困難な為、カプラーの配線から作り直しました。



グレー色に見えるところがエポキシです。途中で抜けると怖いので、固めました。

取り付け、再度組み直し、加速を含めたテスト走行。

予算の関係上、最低限の修理でしたが、バッチリ直りました。 もちろんエンジンチェックランプも付きません。

これで安心ですね♪ 無事に本日、オーナー様の元に帰りました(^∇^)

このような、低予算の修理も承っています。

ありがとうございました!

Comentários


bottom of page