2021年8月24日2 分
964Carrerdリベット号エンジンO/H編1
前回、EXポート内のクラックと、剥離してシートリングが見えてしまっているのが発覚。
ヘッド交換は必須なので、エンジンを下ろして状況確認です。
ヘッド以外は無事なのか？？
確認すると、残念な結果が・・・
1番シリンダーを確認すると、メッキが剥がれて手で触っても指の先で感じるくらい陥没していました。
原因は熱害です。
このままだと、ピストンリングが折れてしまいます。
ヘッド交換だけでは済まなくなってきました😭💦
ピストンを確認すると、使用可能な状態です！
しかし、側面の傷が気になります。
これは削れば問題ないです。
ただ、シートリングは傷や段付きがあるので、交換します。
そもそも、今回の熱害による剥離やクラックは何故起きたのか？
原因は、前のショップのLinkのセッティングだろうと推測をしていました。
【この部分は当店の勘違いでしたのでお詫び申し上げます。
こちらのミスですので、文章と画像は削除せず、残します。
『勿論それもありますが、もう一つ、大きな原因がありました。
シリンダーを冷やす冷却フィンが付いていなかったんです。
これは完全な作業ミスです。
本来必ず装着されているものなので、ここは推測出来ませんでしたね😅💦
折角来た風が全部どこかへ行ってしまってるんです。
これが原因で、シリンダーが熱を持ってしまったのも、今回の大きな要因でしょう。』】
そもそも、この現象はいつから起きていたのか？
かなり古い傷なので、前回デトネーションを起こした際に、ヘッドにも影響が出ていたと思われます。
本来ならば、ヘッドの状態を確認します。
目で見えないクラックもあるので、浸透剤で確認すべきでしたね😭
つづく
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