


空冷ポルシェのコンディションを保つためのメンテナンス
純正パーツに基づいて、弱い部分を補うパーツ開発をしています。
新車時の状態を知っているからこそ、「空冷ポルシェはこんなものですよ」と言われてしまったお悩みの不具合を見逃しません!
KEジェトロ直せます。
・純正パーツ取り扱い有り
フルオリジナル車両に拘っている方もご安心ください♪
板金塗装も拘っています。ご相談下さい。
下記以外のその他お困りの症状、お問い合わせください!
些細な質問でも大丈夫です(^^)
購入直後や初めての空冷ポルシェで不安な方でも安心して楽しめるアドバイス&メンテナンスをいたします♪

カムホルダ 銅製ガスケット
空冷全般対応
空冷の場合、カムホルダからオイル漏れが顕著です。純正は紙のガスケットなのでオイル漏れしやすいです。
このガスケットは純正と厚みは同じですが、銅製なので素材がうまく潰れ、オイル漏れしにくくなります。
¥1000/1枚 (税別)


ウォームアップレギュレター修理/OH
ウォームアップレギュレターは、ディーラーにリビルトコア返却でありますが、現在38万円もします。
高過ぎるので、部品を入手してOH可能です。
といっても、国内ではOHリペアキットは売っていませんので、アメリカからリペアキットを輸入してOHします。
故障の原因で多いのが、ウォームアップレギュレター内部のダイヤフラムが破れていることです。
破れやすいところなので、対策として、今アメリカ製のリペアキットのダイヤフラムは少し厚みがあります。
目で見ても触っても分からないのですが、きちんとしたマイクロゲージで測ると分かります。
分からない程度の厚みですが、丈夫になります。


ウェイストゲート修理/OH
ダイヤフラムブーツ交換
ここがダメになると、全くもってブーストがかからなくなります。
バラして交換します。



ガイドは熱に強いリン青銅に打ち替えます。
スタットボルトも打ち替えます。


リン青銅ウェイストゲートガイド
930/964
長年の経年劣化でウェイストゲートバルブにガタつきが出ます。
ガタつきが出てしまうと、異常なオーバーブーストになったり、その逆でバルブが閉じないようになったりという症状が出ます。
そのガタによって一番怖いのが、オーバーブーストです。
エンジンがブローする恐れありです。
そのため、同じオーバーホールするならば、熱に強いリン青銅がいいでしょう。
15万キロ走行、更にサーキット走行などの過酷な環境でも、定期的に点検を行っておりますが、全くガタつきが出ていません。
また、当店ではバルブの当たり面をすり合わせしてクリアランス調整も行っています。
打ち換えOH料金¥29,000-(税別)
ウェイストゲートブーツ(ダイアフラム)¥30,000-(税別)


アイドルコントロールバルブ
964/993 NA用
純正リビルト品です。
¥37,000(税別)




その他お困りの症状、お問い合わせください!
些細な質問でも大丈夫です(^^)
KE JETRO システムを保つ。
実走行32万キロ
エンジンOHしてから25万キロ
サーキット走行していても壊れないエンジン
レース リタイヤ 無し
'92y 964turbo

当店デモカーである964ターボ。
70台ほどの混走の中でも、ラジアルタイヤで1分57秒を叩き出す。
エンジンはノーマルのKE JETROシステムのままだ。
勿論、室内の内装も保たれている。
このシステムを操るドライバーにしか分からない事だが、いわゆる「ドッカン ターボ」。
ターボラグがある中でこのタイムが出せるのは、絶妙なセッティングセンスが必要である。
フルコンにし、もっと良いタイムを出す車両はいる。
しかし、KE JETRO の限界に挑戦すべく、奮闘中なのだ。
この車両の素晴らしいところは、OHしてから25万キロ、街乗り〜サーキット走行、耐久レースまで、過酷な環境下でも、エンジンが一度も壊れていないというところだ。
レースのリタイヤもしたことがない。
これは、本当に凄いことである。
良いタイムが出ても、頻繁に壊れていては楽しめない。
「ポルシェ911は世界で1番クオリティの高パーツを使っている。」
耐久レースで、24時間走っても壊れないように作られている911。
R9メカニックは、純正パーツ、強化パーツ、それぞれ使用すべき部分を熟知している。
KE JETROのシステムのままでも、きちんと性能を出し、サーキットで壊れない仕様に持っていく技術があるのだ。
そして、更にその先を求め、LINKフルコン化した964ターボのセッティングも抜群だ。
それは、ノーマルのシステムを熟知しているからこそ出来る、匠の技なのである。
