964Carrera2 リベット号 エンジン全損危機一髪!
- r9racingteam911
- 2021年8月17日
- 読了時間: 3分
更新日:2021年8月19日
964Carrera2
リベット号 エンジン全損危機一髪!
シリンダーヘッドのオーバーヒートでこうなってしまう!

マフラー製作をする為にリヤピースを外したので、ついでに危険なチタン製スタットボルトを除去‼️(前ブログ参照)
エキマニを外し、片バンク打ち変え終わり😃
もう片側!と、打ち替える時にふと、
「1番だけポートの色が違う・・・?」
実は、以前から1番プラグだけ、着火点のギャップが広いのでオカシイなとは思っていました。
なんとなく指を突っ込むと段差が・・・
エキゾーストポート内に耐熱セラミックが打ち込まれているのですが、超がつくほどの異常燃焼により、剥離していました。壁面にはクラック。

画像を見ると分かりますが、クラックの断面が摩耗していて、かなり古いクラックである事が分かります。

(リベット号はR9に来てから2回しかサーキット走行しておらず、普段乗りもしていません)
本来打ち込んで埋まっているはずのシートリングも丸見えです。

これは、かなりの高温負荷に長い時間さらされていた証拠です。
何故こうなったのか、非破壊検査に出せば分かりますが、出すまででもなく理由は明確です。
第一原因はLinkのセッティングの点火時期です。
前のショップ仕様の元々のデータは、点火時期あっていない上にかつ、遅角5度させて全く点火時期合わなくなってるため、正確な点火ができず、不完全な燃焼が発生していました。
エンジンはたまったもんじゃないです😢
デトネーションの原因にもなります。
現に、前ショップ時代にエンジンをO/Hし慣らしの旅に出て、数十キロの上里PAで白煙を吹いたそうです。
それなのにそのままセッティングし、その直後のアイドラーズGAMESでデトネーションをおこしエンジンブローしているそうです。
ピストンも勿論溶けていたそう。
その時に、ピストンとシリンダーを変えるだけでなく、ヘッドも疑い点検すべきでしたね😭
そもそものセッティングも勿論ですが😢
さて、今回のクラックと、シートリングが見えてしまっている件。

これ以上崩壊すると、シートリングがピストンシリンダー側に脱落。
叩くので、バルブ・ピストン・シリンダーもぐちゃぐちゃになり、どこまで壊れるかは未知です。
もしこのまま走行していたら、年内ではなく次のレースでエンジン全損の可能性特大でした。
本当に危機一髪です。
以前、前のショップ時代に異常な高熱でマフラーが割れたそうです。(点火時期などのセッティングが原因でしょう)
車がSOSを出している証拠なので、その時点でも点検必須でしたね😢
今からエンジンを下ろして、しっかり点検します!
ヘッドは勿論交換になります😭
オーナーの心が割れ、マフラーも割れ、ポートも割れたとの事です😭
うまいこと言ってる場合じゃないっ‼️😭‼️
セッティングが酷いと、こんな事になるんですね。
怖いのは、症状が無いので普通に走れてしまう事です😭
症状が出た時にはブローしています・・・
本当に今回偶然が重なり、発見する事が出来ました。
今のセッティングはバッチリなのでこんなことは絶対起きません✨
エンジンを下ろしましょう〜‼️
の、前に、作り始めているマフラーは完成させます🔥

マフラーの仕上がり、お楽しみに‼️
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