top of page

964Carrera2 リベット号 エンジン全損危機一髪!

更新日:2021年8月19日

964Carrera2

リベット号 エンジン全損危機一髪!

シリンダーヘッドのオーバーヒートでこうなってしまう!

マフラー製作をする為にリヤピースを外したので、ついでに危険なチタン製スタットボルトを除去‼️(前ブログ参照)

エキマニを外し、片バンク打ち変え終わり😃


もう片側!と、打ち替える時にふと、


「1番だけポートの色が違う・・・?」


実は、以前から1番プラグだけ、着火点のギャップが広いのでオカシイなとは思っていました。


なんとなく指を突っ込むと段差が・・・


エキゾーストポート内に耐熱セラミックが打ち込まれているのですが、超がつくほどの異常燃焼により、剥離していました。壁面にはクラック。

画像を見ると分かりますが、クラックの断面が摩耗していて、かなり古いクラックである事が分かります。


(リベット号はR9に来てから2回しかサーキット走行しておらず、普段乗りもしていません)


本来打ち込んで埋まっているはずのシートリングも丸見えです。

これは、かなりの高温負荷に長い時間さらされていた証拠です。

何故こうなったのか、非破壊検査に出せば分かりますが、出すまででもなく理由は明確です。


第一原因はLinkのセッティングの点火時期です。

前のショップ仕様の元々のデータは、点火時期あっていない上にかつ、遅角5度させて全く点火時期合わなくなってるため、正確な点火ができず、不完全な燃焼が発生していました。


エンジンはたまったもんじゃないです😢

デトネーションの原因にもなります。


現に、前ショップ時代にエンジンをO/Hし慣らしの旅に出て、数十キロの上里PAで白煙を吹いたそうです。

それなのにそのままセッティングし、その直後のアイドラーズGAMESでデトネーションをおこしエンジンブローしているそうです。


ピストンも勿論溶けていたそう。

その時に、ピストンとシリンダーを変えるだけでなく、ヘッドも疑い点検すべきでしたね😭

そもそものセッティングも勿論ですが😢


さて、今回のクラックと、シートリングが見えてしまっている件。

これ以上崩壊すると、シートリングがピストンシリンダー側に脱落。


叩くので、バルブ・ピストン・シリンダーもぐちゃぐちゃになり、どこまで壊れるかは未知です。


もしこのまま走行していたら、年内ではなく次のレースでエンジン全損の可能性特大でした。

本当に危機一髪です。


以前、前のショップ時代に異常な高熱でマフラーが割れたそうです。(点火時期などのセッティングが原因でしょう)

車がSOSを出している証拠なので、その時点でも点検必須でしたね😢


今からエンジンを下ろして、しっかり点検します!

ヘッドは勿論交換になります😭


オーナーの心が割れ、マフラーも割れ、ポートも割れたとの事です😭

うまいこと言ってる場合じゃないっ‼️😭‼️


セッティングが酷いと、こんな事になるんですね。


怖いのは、症状が無いので普通に走れてしまう事です😭

症状が出た時にはブローしています・・・


本当に今回偶然が重なり、発見する事が出来ました。


今のセッティングはバッチリなのでこんなことは絶対起きません✨


エンジンを下ろしましょう〜‼️


の、前に、作り始めているマフラーは完成させます🔥

マフラーの仕上がり、お楽しみに‼️


R9レーシングHP⬇︎

https://www.r9racing-jp.com/

📩r9.racingteam.911@gmail.com

🔻LINE友達追加/LINEお問い合わせ🔻

https://lin.ee/4ek3yGk


03-6336-0775


●小さなメンテンスガレージ●


入り口にシャッターがございますので、インターホンを鳴らしていただくか、お声がけお願いします。 シャッターが閉まっていたり不在の場合もございますので、事前(当日可)にお電話またはメールにてご連絡下さるとスムーズです。


bottom of page